2022年2月26日(土)『若狭小浜小鯛ささ漬誕生の謎に迫る』と題したオンラインシンポジウムが開催されます。

奈良時代には、御食国(みけつくに)として都へ海の幸を届け、現代まで京都の食文化を支え続けてきた若狭小浜。
京都の人々の求めに応じ、長い年月のなかで継承発展させてきた海産物の加工技術。現在、その到達点にあるのが「若狭小浜小鯛ささ漬」です。
今回のオンラインシンポジウムでは、プロジェクトを共に進める立命館大学の“食”に関するスペシャリストにご登壇いただき、歴史の中で魚の加工はどのような歴史背景の中から発展を遂げてきたのか「若狭小浜小鯛ささ漬」誕生の謎に迫るとともに、御食国の継承へ向けた未来へとつなげる方策を探ります。
実際に小浜に訪れ小鯛ささ漬のことを調査した学生たちからの中間報告では、学生たちが小浜市内の食文化や小鯛ささ漬の事業者たちに出会い、どのようなことを感じ、課題と解決方法を考えているのか。海産物の加工技術の到達点と言われる小鯛ささ漬のもう一歩先の未来が見えるかもしれません。
こちらの記事で追いかけている学生たちの生の声をお聞きください。
小浜市内に暮らす人はもちろん、食に関わる人、小鯛ささ漬を食べることが好きな人、どなたでも楽しむことができるシンポジウムに、ぜひご参加ください!
オンライン開催なので、スマホなどからも気軽に閲覧いただけます。

立命館大学 食マネジメント学部

食の文化的・歴史的背景や自然科学という基本を修得するとともに、「マネジメント」「カルチャー」「テクノロジー」の3領域を学際的に捉える人材を育成するため、2018年に全国初の「食を総合的に学ぶ場」として開設されました。小浜市は、開設前年に、食のまちづくりを進める理念に共感いただき連携協定を結び、市内全域を第2のキャンパスとして開放しています。
昨日は興味深いお話しをありがとうございました。さらなる研究成果の報告を楽しみにしてます。ささ漬けレシピも期待してます。