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近所の台所から愛をこめて 〜若狭小浜小鯛ささ漬〜

プロフィール

小浜ささ漬協会 倉谷シゲ子さん「有限会社 鍵仙倉谷商店」

言わずと知れた小浜の名産品「若狭小鯛のささ漬」。地域特産物などをブランドとして保護する農林水産省の「地理的表示保護制度(GI)」に水産加工品として2017年に日本で初めて登録されました。
国産のレンコダイだけを使い、お店独自の調味料の配合により明治時代後期から引き継がれている味と品質を守りながら“お客さんに少しでも喜んでもらえるなら”と60年以上ささ漬けを作り続けています。「ご近所さんの台所」として毎日店に立ち、今日も元気に調理場に向かいます。

美味しいQ & A

ささ漬けの生産を始めたきっかけは?

結婚して、今のささ漬け会社に嫁いだのがきっかけです。それから60年以上、ささ漬け作りをしています。

“実はすごい!若狭小浜小鯛ささ漬”ということを教えてください!

「若狭小浜小鯛ささ漬」には“無駄がない”ことですね。若狭小浜小鯛ささ漬の原料は、元々市場でも売れず捨てられるはずだった小さなレンコダイです。
まずは、その新鮮なレンコダイを活用して生産されていること。そして、生産工程で出た、お頭は市内のブリ養殖などのエサに。骨についたわずかな身は、こちらも小浜名物「タイカツ」に使われています。海からいただいた恵みを余すことなく利用している、実は食品ロスのない商品なんです!

お仕事で身に付けた必殺技などがありましたら教えてください!

“へぎ”です!! 
ささ漬けづくりでは“樽詰め3年、へぎ8年。”と言われるほど魚を早く、無駄なくさばく技術の習得に時間がかかります。私は1時間で250匹へぎます!
※“へぎ”とは魚の3枚おろしのこと。倉谷さんの“へぎ”の技術は、令和2年度福井県優秀技能者知事表彰を授与されています。

倉谷さんの感じる小浜の魅力は?

人が優しくて、つながりも強いところです。私のお店でも常連のお客さんがよく様子を見に来てくれます。お客さんの顔を見てお話しするだけで元気になれます。私は、このつながりをとても大切に思います。

消費者の皆さんにメッセージをお願いします。

「若狭小浜小鯛ささ漬」は、明治後期より先人から受け継いだ製法と、ひとつひとつの店の味を今でも守り続けています。これからも変わらぬ品質と伝統を守り、皆さんの生活と寄り添っていきたいと思っています。
小浜ささ漬協会では、若い方にもより身近に感じてもらえるように研究をしています。食べたことがない方にも、ぜひ一度食べてみてほしいです!

『小浜のブランド魚 生産者応援フェア』開催について

新型コロナウイルス感染拡大に伴う都市部小売・飲食店の営業自粛や観光客の大幅な減少により、小浜市のブランド魚生産者は大きな打撃を受けました。
本フェアは小浜で養殖されているブランド魚をより多くの市民の方に食べてもらうことで生産者を応援したいと考え企画しました。今回は影響が特に大きかった、「小浜よっぱらいサバ」「若狭マハタ」「ふくいサーモン」「若狭小浜小鯛ささ漬」の4種を寿司にしてお得に販売します!
市内のスーパーマーケットでリレー開催しますので、ぜひご賞味ください。食べて生産者にエールを送りましょう!

INFORMATION

小浜市役所農政課
水産振興G 担当:領家・橋本
TEL:0770-64-6024
Mail:rinsui@city.obama.fukui.jp

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