おいしい世界を小浜で伝え広げたい 『CACHE-KACHE』山崎康平

2021年2月12日、こうのとり大橋を北に進んだ西津エリアに、新しい洋菓子店『CACHE-KACHE』がオープンします。
店名の『CACHE-KACHE(カシュカシュ)』は、フランス語で「かくれんぼ」の意味。店主は、小浜の“かくれた名店”を目指し東京やフランスで修行を重ね、関西の名店「神戸北野ホテル」セントラルキッチンの「イグレック プリュス」で製菓長を勤めた経験もある山崎康平さん。

「製菓の専門学校で洋菓子を学び始めた頃から、小浜に戻って自分で店をやるんだと考えていました」そう語る山崎さんの出身は小浜市。製菓への道を志したきっかけは高校時代、近所にあった和菓子店「伊勢屋」でアルバイトをしたこと。

「ぼくが作ったお菓子をお客さんが喜んでくれる姿を見て、すっごい嬉しかったんです。それで、自分も甘いものが大好きだし、自分の知らないおいしい洋菓子の世界を学びたかったんです。甘いもので誰かに喜んでもらえる世界も良いなって。よくある話ですけどね(笑)」と、笑う山崎さん。

専門学校卒業後は、東京の洋菓子店「成城アルプス」で修行。授業の時に食べた「成城アルプス」のケーキの美味しさに感動し、何度も東京まで就職のお願いに通ったそうだ。その後も東京、神奈川、フランス、神戸、大阪と数々の店舗を経験。

「まずは東京をはじめとした関東の味を知って、本場フランスも知っておかなきゃと思い福井県の若者チャレンジプロジェクトを活用してフランスのニースに行きました。そして、帰国後は小浜で店を出すと決めていたので、関西の味を学びに関西で働きました。小浜が知らない世界をぼくが表現して、たくさんの人に知ってもらいたいという気持ちが強かった。だから、とにかく自分自身の引き出しと経験を増やしたかったんです」

洋菓子の世界に向き合い続け、多くの経験を積んできた

『CACHE-KACHE』では、生菓子も販売するが棚には多くの焼菓子が並ぶ。多くの賞を受賞し、得意とするのはショートケーキなどの生菓子だそうだが、焼菓子をメインとして販売していきたいとのこと。

ずらっと並ぶたくさんの焼菓子。それぞれに山崎さんの丁寧なかくし味が加えられている

「正直、焼菓子を作るのは苦手なんです。あまりにも奥が深すぎて。焼菓子は同じレシピで同じ人が作っても、場所や機材が変わったら味が変わってしまう。しかも、思った味になかなかならない。いつになっても探求させられるんです。売ってる姿は簡単に作ってそうに見えるかもしれないけれど、そのギャップと奥深すぎるところがぼくにはたまらないんです。ぼくは、居心地が良くなったり、“楽”を感じてしまったら離れたくなるんですよ(笑)」

これまで自らがチャレンジャーとなり、たくさんの世界を見てきた山崎さん。そして、その経験を糧に、これから小浜で新しい挑戦が始まる。
『CACHE-KACHE』で、山崎さんの表現する世界の“かくれんぼ”している甘い発見を楽しんでいきたい。

「ずっとやりたいって言っていたことを実現する姿を尊敬する」と語る奥さんの友貴さんも、地域の方が通いたくなるお店づくりのお手伝いをする

shop information
Patisserie CACHE-KACHE
〒917-0092 福井県小浜市山手3丁目4-10
open 10:00-19:00 closed 水曜
2021年2月12日オープン!

2 件のコメント

  • 5時頃お店へ行ってみたのですが外から見てショーケースにケーキが並んでないように見えたので諦めてしまいましたが、5時以降にもケーキはありますか?

    • 返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。
      お店の状況についてなので、大変申し訳ありませんが、私には分かりません。
      当日の準備されている分で、17時以降でも残っていればケーキもあるのではないでしょうか?

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    NEST INN OBAMA CREATORS

    1982年神奈川県川崎市出身、小浜市在住。 小浜の伝統産業である塗箸の老舗「株式会社マツ勘」で商品企画や広報を行いながら、デザイン事務所UMIHICOの代表をしています。 本職は、フォトグラファー。2014年より写真でまちを元気にする新しい写真の方法『ローカルフォト』を核としたプロジェクトで日本各地をぶらぶらしています。